令和2年崇敬会大祭を斎行致しました。
【義經神社崇敬会大祭
併 キムンカムイ顕彰祭】
いわゆる「熊目撃情報」で二転三転し、安全上の観点に基づき、崇敬会員の参列を辞退の上、斎行申し上げました。
平取アイヌ文化保存会の皆様がご参列、崇敬会員の安寧と弥栄、10/9にお出ましになられましたキムンカムイ(山の神たる熊)をも丁重にお祀りし、結果的に私自身、神主人生において最高の神事がご奉仕出来たと、充実感に満ちています。
画像をご覧頂ければお分かりになられると存じますが、保存会の皆様笑顔・笑顔、大げさかも知れませんが、この笑顔の為ならば「北辺の大地に、たとえこの身が果つるとも」、そのように感じる次第です。
アイヌと大和、そしてこれから多くの民族を受け入れて行くことになるであろうこの国の「いくとせ後の春を想えば」、真の共生の道を、崇敬会の後ろ盾を戴きながら、先ずはアイヌ文化保存会の皆様と、一歩一歩、確かに歩んで行くことを胸に誓いました。
遠くの地より、想いをお寄せて下さりました多くの方にも、心から御礼申し上げます。
義經神社 宮司 楡田美浩 拝