友との語らい
こんばんは、義經神社宮司の楡田です。
先日のことですが、友人と少し早い忘年会を行いました。
友人と言っても、7歳年上の彼。
元騎手で、中京競馬場を中心に通算3,500勝以上の勝利を経験している、尊敬する人生の先輩でもあります。
昨年初め、神社にお参り頂いたときにはじめて会話をしたのですが、出身が同じ九州ということもあり、親しくお付き合い頂いております。
忘年会当日は、ホッカイドウ競馬「5年連続リーディングトレーナー」の調教師さんもご一緒下さり、一流の方々との語らいは実に有意義なものでした。
その中でも印象的だったのは、
「馬に乗るのもトレーニングするのも、上手いやつは結構いるが、人間性が備わっていないと親しく付き合う気にはなれない」との話。
どこの世界にも通ずる「当たり前」な話ではありますが、なんだかすごく腑に落ちました。
同時に、
「自分らが活躍出来ているとして、当然そこには陽は当たらないかもしれないけど、支えてくれている人が必ずいる。そういう人の存在を感じない・大事に出来ないやつは長くは続かない」との話も、義經神社の代表としてお役を戴くものとして、改めて心に刻んだ次第です。
この1年、
ハンガンカムイ義經公ご神像奉斎220年記念事業を通して、多くのことを手掛けることになりました。
やもすると「自分1人でやっている」ような錯覚にも陥りかねない。
年の瀬にあたり、多くの方のお支えあっての神社護持運営であることを強く感じ、感謝の気持ちがあふれてきました。
皆様のお寄せ下さる様々なお心を祈りへのチカラにかえ、更に精進致して参ります。