各種神事の御礼と、重要なお知らせ
本日の投稿は、
●台風19号被災へのお悔やみとお見舞い
●直近の神事斎行報告
●神社の運営見直しに伴う、情報発信の一元化
神社FBページと宮司個人アカウントの閉鎖、10月20日の予定。誠に恐縮ですが、個別のお問い合わせはご遠慮下さいますよう、お願い申し上げます。
なお、ウェブサイトの投稿シェア等を禁ずるものではありません。
大きく分けまして、以上の3点です。
以下、本文。
この度の台風19号により犠牲になられた12都県の御霊に心から の哀悼の意を表し、 甚大なる被害を蒙られた多くの方に想いを寄せお見舞い申し上げ、 1日も早く穏やかな生活環境が取り戻されることを、 平取の杜より強くご祈念申し上げます。
改めまして、皆様おはようございます。
義經神社宮司の楡田美浩です。
さて本日は、伊勢の神宮で神嘗祭が斎行されますので、 当神社におきましても先ほど神宮神嘗祭遥拝式をご奉仕申し上げま した。
また15日には神無月月次祭(崇敬会祈願祭 併 誕生祭)を奉仕、
13日の日曜日には崇敬会役員各位のお骨折りにより、令和元年の崇敬会大祭を斎行し、 道内はもとより全国各地から多くの会員やご関係の方のご参列を賜 り、ご縁頂く皆様方の安寧と弥栄をご祈念申し上げました。
大祭神事では、崇敬会女性委員会の相澤友紀副委員長( ダンサーYuki)による静御前の演舞『しずか舞・・・降りる』が奉納され、 ご祭神義經公をお慕い申し上げる私共の想いを見事に表して頂きま した。本日まで準備などお骨折り頂いたことに、神社を代表し敬意と感謝を表します。
また約100年ぶりと思われますが、神社社殿におきましてアイヌ古式舞踊を演舞頂き ました。
このことは、宮司の私が「義經神社根幹の三本柱」※と捉え、 また義經公をハンガンカムイ義經公へと更に大きなご存在と高めて 下さったアイヌの人々の子孫である皆様(平取アイヌ文化保存会) に、言葉や文字では表現しきれない深い想いと、 神社の今後の方針への一定のご理解により実現できたものと思う次 第です。
誠に有難いことでございました。
※私の捉える「義經神社根幹の三本柱」
①義經公の北行伝説を含むご存在と、 静御前をはじめとしたそれに関わるご縁の方
②義經公が当地平取まで辿り着かれ、 紆余曲折を経ながらも互いの文化を融合してくれたであろうアイヌ の人々と、今に至るまで神社をお護り頂いた多く方
③神社を義經神社たらしめた「ご神像」
(ご神像のご由緒が無ければ、 恐らく当神社は平取八幡神社と言う社名であったと私は考える)
この度の、ご神像修復から特別拝観、 崇敬会大祭に至る各種神事を、 ご祭神ハンガンカムイ義經公がどのように聞食して下さったか( 受け取って下さったか)、 朝夕の勤行にて日々思い致すところです。
そして崇敬会大祭斎行日の10月13日が、 奇しくも私が義經神社に奉職して3年の節目にあたりました。
神社の宮司としては、まだまだ道半ば。
むしろ、「漸くスタートラインに立てたのかな」 と思うところですが、一つの大きな節目にはなったと思う次第です。
この間、平取町に住まう方々をはじめ、 発足以来会員数100名を超える組織となった崇敬会関係者や、 昨年今年と行わせて頂いたご神像特別拝観にお参り頂いた方を含め る参拝者5、000名超、 他にも公私にお付き合い頂いた方を数字化しますと、実に10、000名を超えます。
誠に有難いことでございます。
同時に、実質、宮司1人で社務(神事、境内清掃・整備、事務会計、渉外などなど)を運営する当神社、 現状の運営方法では限界を迎えたと捉えています。
通常、 このような際には新たな神主や職員を迎え入れるのでしょうが、 残念なことに当神社の会計は未だ、 それを許す状況にはありません。
こうなりますと、1日24時間の「使い方」 を大幅に見直す必要があります。
その一つの手段として、この3年間、義經神社や平取町を「 知って頂く」 ことに重きをおいてきました情報発信を、神社公式ウェブサイト( ブログ含む)に一元化し、 SNSの代表的なツールであるFBなどの双方向交流に費やしてい た時間を、 今までご縁頂いている多くの方との直接的な交流の「準備時間」に充て て行きたいと思います。
SNSを発展的に閉鎖させて頂き、 まずもってご祭神ハンガンカムイ義經公が代表する平取に関わる天 神地祇(森羅万象・カムイ)への神明奉仕と、 ご縁頂く皆様方の安寧と弥栄を祈る神事などの厳修、 神社の根幹の三本柱でもあるアイヌの方々との真の意味での相互理 解・交流、 そしてご祭神ハンガンカムイ義經公に想いを寄せて下さる皆様方と の直接的な交流を深めて行き、 次なる式年となるご神像奉斎225年に向け、 各種環境整備に務めて参りたく存じます。
今後、神社の各種案内と報告事項は、
・直接的な文書案内
・ウェブサイト
による発信になります。
お問い合わせは、
・神社代表電話番号
・ウェブサイトお問い合わせフォーム
・宮司個人携帯番号ショートメール(SMS)
となります。
今日まで公私にわたり、 SNSでも頂いていたごご縁に心から感謝申し上げ、 更なるご厚誼をお願い申し上げます。
義經神社は、上辺だけではない真の意味での「相互理解と尊重」 の心の拠り所たるべく、更に歩みを進めます。
義經神社 第六代宮司 楡田 美浩