大御心を拝して
畏くも天皇陛下皇后陛下は11月15日に、胆振東部地震の被災者をお見舞いするために、被害が甚大な厚真町をご訪問なさいました。
当神社の鎮座地平取町も、厚真町などの甚大な被災地ほどではありませんが、震源地にも近く被災地の一部であります。
被災地神社をお預かりする立場として、両陛下へ「ありがとうございます」の想いを表する為、当日、厚真町の沿道で最敬礼致して参りました。
マイクロバスへご乗車になり、窓際のお席に皇后陛下がお座りになられ、畏れおおくも天皇陛下には皇后陛下のお隣のお席付近にてご起立なされ、手すりにおつかまりになり、沿道の我々にお手を振ってお応えになられておられました。
一瞬、そのお姿を拝した後は自然と最敬礼になり、こぼれる涙を留めることが出来ませんでした。
ご譲位前の新嘗祭をお控えになられる中、被災地・被災者へお心をお寄せ下さる大御心を拝し、更なる祭祀の厳修にてお応え申し上げなければと心に誓う夜です。